カテゴリー: スポーツ
休符の美
演奏も演技も歌もダンスも、実際に音、言葉、動きが発せられる時だけではなく、音と音、言葉と言葉、ステップとステップの隙間を表現する事が非常に重要です。 例えば音楽の場合、休符という素晴らしいシンボル的なメッセージがあり...
サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番
澄み切った青空が広がる朝。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調でじわじわとスイッチを入れる。 第一楽章に乗ってグラス一杯の水が体に行き渡る感覚が気持ちいい。 深い呼吸を巡らせながら一杯目のコーヒーを淹れて...
クロワゼ5
クロワゼを踊る過程で上半身と下半身は非常に拮抗して動くため、身体全体の縮めている部分と伸ばされている部分の両方を、より鮮明に体感するはずです。 この全身運動を通してポール・ド・ブラ(腕の運び)は肩が上がってしまう...
クロワゼ4
クロワゼならではの絞られ、上昇するシルエットを踊るためには、トルソーを骨盤から引っ張り抜くように旋回させる事が必要です。 肋骨全体を客席方向へ捻り、客席側の体側は収縮させ、逆に舞台奥側の体はさらにストレッチを効か...
クロワゼ3
一つひとつのパがそうであるように、ボディポジションにもそれぞれの「らしさ」があり、クロワゼに関しても「クロワゼらしさ」を醸し出す身体の操作がとても重要です。 ステージ或いはスタジオのコーナーへ身体を向け、顔だけ客席や...
クロワゼ2
クロワゼに限らず、バレエにおけるボディポジションの美しさには、頭、首、肩、背中、脇、胸、腹、腰の全てが連携して動く事が不可欠で、それはただ単にあるポーズを特定の方向へキープするという事ではなく、まさに「全身でポジション...
クロワゼ
バレエのボディポジションの一つであるクロワゼ。 この言葉は、本来「クロスされている」という意味ですが、具体的に何がどうクロスされているのかと言うと、客席から観た場合に(この視点が大切です)、舞台上のダンサーの脚がクロ...
アティテュード2
アティテュードの造形美は、美術様式で例えるならば極めてアール・ヌーヴォ的です。 空間に蔦が絡まるような螺旋を描いて上昇する - アティテュードはそういう有機的な曲線のエネルギーを持っています。 アラベスクが放つエネ...
アティテュード
アティテュード - それは曲線の美を象徴している「踊り」です。 例えばデリエール(後ろ側)に上げたアティテュードをアラベスクと比べてみると分かりやすいと思いますが、アラベスクの曲線が主に上半身のしなりで描かれている...