そこに音楽があるから
踊っている時こそが、一番鮮やかに音楽の生命を感じる瞬間です。踊る事によって初めて音楽を生きる事が出来る。踊っている自分と音楽を聴いている自分の間には隙間も境界線もなくなり、どこからどこまでがステップで、どこからどこまで...
踊っている時こそが、一番鮮やかに音楽の生命を感じる瞬間です。踊る事によって初めて音楽を生きる事が出来る。踊っている自分と音楽を聴いている自分の間には隙間も境界線もなくなり、どこからどこまでがステップで、どこからどこまで...
今夜もやはり雨 窓の外は風にちぎれる雨 窓の内は津軽三味線の雨 縦に斜めに踊る雨 舞を操る三味の音 降れよ降れ 踊れよ踊れ 流れて弾けて沁み込んで 歌って乱れて倒れ込んで 夜は長いが人生短い 朝は遠...
We do not become what we watch We watch what we are We do not become what we listen to We listen to what we a...
土砂降りのギター。それがエスタス・トンネの演奏を最初に聴いた時の印象でした。どこか怒りにも似た情熱を、その一筋ひとすじで大地に叩きつけるように降り続ける雨。 エスタスが奏でる美しい情景に誘われるというよりは、引き...
雨が静かに流れる淡いグレーの風景をぼんやりと眺めながら、サン=サーンスのレクイエムを聴いていました。 まるで光が灯っては消えて行くようなキリエに始まり、35分程度の時間の中で織り成されていくその仄かで美しい世界。...
沈黙に想い束ねる返り花
Every cloud has a silver lining. 日常会話でも結構使われる事がある英語の表現で、直訳すると「どの雲も銀色の裏地を持っている」と言う意味になりますが、一見悪い事のように思える経験も実...
ジャン=マリー・ルクレールの音楽を初めて聴いた時、素直に身体が踊り出しました。それはとてもじっと座って鑑賞出来るような旋律ではなく、非常にストレートに心に飛び込んで来て、あっという間に身体の隅々まで響き渡るようなエネル...
成功でも失敗でも、結果というものはたまたまその時点でそう解釈されるだけで、決して人生に於ける揺るぎない決定事項ではなく、本来は変化の一場面だと感じます。 加えて、その場面が象徴する真の意味も、自分の考え方次第でまった...
成功の後に更なる成功を重ねて行くという展開はあり得ますが、同時にそこから成功未満へと風向きが一変してしまう可能性も存在します。実際、成功体験そのものが大きければ大きいほど、それを上回る結果・成果を残し続ける事は、非常...