切り花として美と生命力溢れる波動を広げてくれた花たち。
吊るしてドライフラワーにするのが好きではないので、花瓶の中で自然にしおれ、枯れてきた段階でその姿に似合いそうなお皿やグラスに寝かせてあげます。
このステージも過ぎてしまったら、花は指で優しく揉んだだけでもパウダー状になりますから、最後は植木に撒いて空の下で大地へと帰します
魂はもう別次元へ旅立っているとしても、人間だって最後は丁寧に送り出されたい・送り出してあげたいと思う訳ですから、命ある花も然り。
感謝を込めて、その美に相応しい送り方をしたいという気持ちになってしまいます。
自らの一生の中で一番美しい時を捧げてくれた花に、とても真似する事など出来ない無償の愛を感じます。