Every cloud has a silver lining.
日常会話でも結構使われる事がある英語の表現で、直訳すると「どの雲も銀色の裏地を持っている」と言う意味になりますが、一見悪い事のように思える経験も実は良い所を隠し持っている ー まあ、そんな感じのメッセージでしょうか。
秋空に広がる雲を眺めていると「本当に見事にそうだな」と感じました。そして、これはただのポジティヴ思考なのではなく、自然というもの全体の本質を象徴している言葉だなと納得した次第です。
私たち人間も自然の一部。浮かんでは流れて消えて行く雲のように、人生もまたどの瞬間のどの部分を見ているかで、その明るさ、暗さの感じ方が違ってくるのだなと考えながら、刻々と表情を変えて行く曇り空を眺めていました。