なかにし礼さんのロマンティックな言の葉と浜口倉之助さんのファンキーなメロディーが絡み合う「愛のさざなみ」。
この上なく繊細で可愛らしい揺らぎを持つ島倉千代子さんの声には淡白な悲しみと静かな喜びが漂っていて、この歌の世界観を見事に響かせています。
私の友人が島倉千代子さんのコンサートでトランペットを吹いていた事があるのですが、島倉さんはバンド・メンバー全員に細やかな気配りをしてくださり、本当にイメージ通りの温かく優しい方だったと感動していました。
なかにし先生、濱倉さん、お千代さん – このとても素敵なお三方は、きっと天国でも楽しくコラボレーションされているのではないでしょうか。