マンツーマンレッスンですでに多くのオリジナル作品を踊ってくれたバレリーナとのレッスン。冬空が美しい宵、いつか彼女のために振り付けたい と願っていた作品の旅を一緒に始めました。
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリのオペラ「マドンナの宝石」で流れる間奏曲。その甘美で切ない調べと共鳴してくれるに違いない と感じていた彼女を作品が迎えに来てくれたのだと思います。
曲、そして作品との出会いは全て完璧なタイミングで起こります。その作品を踊り上げるために必要な身体、テクニック、そして「気持ち」が揃った時、パフォーマーの前に新しい旅への道が広がるのです。
これから立ち上がる様々な景色の中で、美しい一歩一歩を共に経験して行く事が、本当に楽しみです。