引き寄せの法則2

 人生で起こる出来事は、大なり小なり学びと成長の機会として本人の前へ差し出されます。
 ですから、一般的に「良い事」や「悪い事」というように単純に解釈される事象も、本当はそれ自体が良かったり悪かったりする訳ではなく、その状況と向き合い、その過程を経験するからこそ得られる成長への可能性が提示されているに過ぎません。

 この視点で再考してみると、引き寄せの法則とは、自分が強く願い、常に思い描いている事が現実になるというより、自分にとって成長へと繋がる最適な学びが目の前に配置されるという仕組みなのではないでしょうか。

 望んだ事がやってくるのではなく、自分を育ててくれる経験を自分へと引っ張ってくる- そういう意味では、引き寄せの法則は機能していると考える事も出来ます。